3月14日に発生した竜巻による被害に対し、FEMAの災害支援を申請したオハイオ州の住民は、FEMAから決定通知を受け取ります。通知には申請の状況と対応する方法が記載されています。またFEMAが提供する援助金の金額や、FEMAが申請者からさらに必要とする書類などについて記載されているため、注意深く読むことが重要です。
Status（受給資格）：Eligible（適格）と記載されている場合
必要な情報をすべて提出しており、またFEMAからの災害援助金の受給資格がある場合、通知には援助金の金額とその資金の用途が記載されます。援助金は、補修、一時的な住居、その他承認された基本的な災害関連費用に使用されるべきものです。
Status（受給資格）：Currently not Eligible（現時点で不適格）と記載されている場合
通知に、あなたの災害支援申請はCurrently not Eligible（現時点で不適格）です、と書かれている場合、その理由またはFEMAへの提供が必要な事項が記載されています。また決定に同意しない場合に異議を申し立てる方法について記載されています。
申請手続きを継続する場合、追加情報または補足書類をFEMAに提出する必要がある可能性があります。不足している書類の例として、次のようなものがあります。
- 保険補償範囲を証明するもの
- 保険金請求に対する支払い、または保険会社からの却下通知。注：保険金の支払いに関する決定が、あなたが請求を提出してから30日以上遅れている場合、FEMAから保険の前払いを受けられる可能性があります。これらの資金はローンとみなされ、保険会社から支払いを受け取った後にFEMAに返済しなければなりません。
- 身分証明書
- 住宅の居住状況または所有権（occupancy or ownership）を証明するもの
- 被害を受けた物件が、災害当時に主な住居であったことを証明するもの
手紙について質問がある場合、FEMAで必要な情報を確認するために災害支援ヘルプライン（800-621-3362）までお電話ください。
異議申し立ての方法
FEMAの決定に同意しない場合、あなたは異議を申し立てることができます。申立ては決定通知の発行日から60日以内に提出する必要があります。
FEMAからの通知には、FEMAの最初の決定に対して異議を申し立てる場合に提出する必要がある、書類や情報に関する追加情報が記載されています。
書類は、特に決定内容に適用されます。 たとえば、住宅の修理への追加の支援を申し立てる場合には、災害の影響による住宅被害の修理に必要な領収書や請求書、または補修費用の見積もりをFEMAに提供する必要があります。
FEMAは決定通知とともに、申請者が追加情報をFEMAに提供するために利用できる「Appeal Request Form（異議申し立て要請フォーム）」をお送りしています（異議申し立てを希望する場合にお使いください）。
異議申し立ては、FAXまたは郵送、または災害復興センターで直接、またはFEMA オンラインアカウントをお持ちの場合にオンラインでFEMAに提出することができます。FEMAのオンラインアカウントは、DisasterAssistance.gov にアクセスし、「Apply Online（オンラインで申請）」をクリックすると、指示に沿って作成することができます。
- 郵送：FEMA National Processing Service Center宛て、住所：P.O. Box 10055, Hyattsville, MD 20782-7055
- FAX：FAX番号800-827-8112、FEMA宛て
- 直接持ち込み：災害復興センターを訪問し、異議申し立てを提出し、FEMA災害支援申請に関する最新情報や質問への回答をお受け取りください。センターのリストは次のリンクからご覧ください： fema.gov/DRC
異議申し立てに関するご質問はFEMAヘルプライン（800-621-3362）までお問合せください。ビデオリレーサービス（VRS）、キャプション付き電話サービスなどをご利用の場合、該当するサービスの番号をFEMAにお伝えください。
オハイオ州の災害復旧活動の詳細については、www.fema.gov/disaster/4777 をご覧ください。FEMAによる災害支援の申請期限は2024年7月2日です。